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我々の世界の目的とは何か

我々が発達し終わった時に、我々は完全な充足と共に、限りのない受け取りの状態、そして、善と永遠と完璧さと力を限りなく明らかにする状態に達しなければなりません。これがこれから先に我々を待ち受けているいるものです。しかし、それには、クリエーターが我々に向けて示す意図と同一な意図を我々がクリエーターに向けて示すために受け取り始めるという条件があります。

我々の世界(クリエーターが隠されている状態)が創造された目的とは、我々が、これらの状況下で、与えられた環境と共に、我々を受け取り(盗み、悪意、対抗意識、ねたみ、憎しみ)から、授与と愛の感覚、そして、自分自身を超越するという感覚へと転換させる、人間間の交流スキルを発達しようと努力するためです。

人が自分自身を本当に超越するなら、人は自分の周りの世界を満たす光・この世に存在しているクリエーター・全体の光・愛と授与の総体的特質を知覚し始めます。そして、その人は自身の動物的な体から分離し、この広大で終わりのない、愛と善に満たされている状態の雰囲気(空気)の中に単に「浮かび漂う」のです。

これが次なる状態であり、我々はその状態へと上昇しなくてはなりません。これは決して我々の世界を破壊しません。我々はそこに徐々に入り、我々の世界と共にそれを感じ、感覚に於いて次の段階(度合い・程度)へと変化します。

From the Sunday Virtual Lesson Series 11/6/2011

私よりも達成して!

質問: 誰もが自分自身を超えることができるよう、どのようにして私達はこのコンベンションで互いに助け合うことができますか?

答え: まず第一に、もし自分が自分自身を超えることについて考えているのならば、私はそうして他者を助けています。 自分の個人的な「ボートの底の穴」を「ふさぐ」ことで十分なのです。これが1つ目。

第二に、もし自分が他者について考え、彼らのことを気にかけるならば、私は彼らを助けます。第三に、自分の他者に対する心配は、友人たちが多くの障害に立ち向かって、多大な努力、時間、力、そしてお金を費やしたことを見て、彼らのほうが私よりもスピリチュアルな達成にふさわしいので、自分の努力が彼らのスピリチュアルな達成に貢献するような状態に達したいと思うという事実で表現されます。

彼らが正しい意図(真の欲求、私達の繋がり)から離れないことを、私は心配します。私は自分の欲求の中でとても心配しているので、彼らは「落下」しません。それだけについて考えてください。

この心配は私達の状態で実行できる最高の保護(防御)であり、それは誰一人として私達の間のこの相互保証を止めないことを確実とし、私達は常に私達自身のエゴを超越します。自分のすべての子供たちを大切に思う母親のように、自分の友人たちのことだけを考える気持ちを失わないよう、全員が警戒すべきです。

From Lesson 1, Arvut Convention at the Arava Desert 11/18/2011

光の形を採用する

質問:我々は、まだ外界の痛みを十分に感じません。 どのように我々はグループ内で働くことによって、この状況を是正することができますか?

答え: できるだけ早くこの痛みを感じる方がよいです。 それは病気のようなものであり、初期の段階でそれを見つける方がよいのです。 世界はちょうど危機に陥り始めたところですが、今日の問題が誰にでも影響を及ぼすという理由から、世界はすでにそれに恐れを抱いています。 我々はその時が来たことを目にしており、危機の原因とその解決を説明する資料を広めなければなりません。

アメリカ、ヨーロッパ、中国と日本を含む全世界は問題を抱えています。 全員が起こっていることに恐怖を感じており、誰しも明日に何が起こるのかを知りません。 何人かは、遠くから危機を見ています。例えばドイツです。 しかし、彼らこそより怖がらなくてはなりません。 より高く上がった者は、より低く落ちるのです。 もし明日にすべての証明されたメカニズムが突然に機能停止するならば、我々は何が起こるのか想像することさえできません。

どうしてそんなことが可能なのだろうか?人々は朝起きて、仕事へ行き、その他もろもろ・・・。

しかし違います。そういうわけにはいかないのです。我々は自然の統合されたシステムに位置していることをまだ理解していないのと同時に、我々自身も統合していません。我々はまるで四角いものを丸い穴にに挿入しようとしているかのようです。実際は、我々の形は、システムのそれに似ていなければなりません。この形は簡単ではありません。なぜなら、我々は幾何学について話しているのではなく、我々の性質について話しているからです。

今日、全人類は新しい形(光と一致する正しいフォーマット)を徐々に採用していかなければなりません。これは非常に大きな問題です。我々のために是正を実行する光を引きつけた場合に限り、我々はそれを解決することが可能です。これがこう言われる理由です:「私は邪悪な性向を創った、私はスパイスとしてトーラーを創った、なぜならその中の光が改心させるからだ。」

我々がこれを理解し、それを他者に回すことができることを望みましょう。

From Lesson 1, the Germany Convention 8/5/2011

猛犬に注意!

質問:私は他者に憎しみを感じながら、まるで自分より強い「動物」が自分の内側に隠れているように感じます。どうやってそれを支配する力を得ることができますか?

答え:エゴを支配する力の獲得は、一つの条件下においてのみ可能です:自分たちをコントロールするその「動物」のせいで失うものが、どれほど多いのか分かったとしたらという条件です。私達は自分たちのエゴによって支配されており、それは良くて優しい世界における永遠で完ぺきな人生を、私達に達成させません。

もし私が自分のエゴが自分からどれほど盗み、そして、自分からどれほど取り、自分に何も与えないことが分かったとしたなら、私はそれを憎むでしょう。しかし私はそれを嫌ってもいないし、愛してさえいるのです。私は自分をそれと同一視します。なぜなら実際に自分の全人生はそれを満たすことであるからです。どのようにして私は自分のエゴを自分の死であると感じることができるのでしょうか。

私にできる最も重要なことは、スピリチュアリティに対する重要性、つまり与えることと他者との一体化の重要性を高めてもらうために、グループ・環境に入ることです。なぜなら特にこのおかげで人間レベルの人生を明らかにするからです。もし私が環境から印象付けられ、環境が自分に影響を及ぼすことができるのなら、私は自分のエゴに打ち勝つために十分な力を獲得します。

私達の作業と努力のすべては、悪(私達の利己的な願望)の認識に達するために欠かせません。現在それは自分にとって有益に見えます:望めば望むほど、より多く稼げ、ますます権力を獲得し、もっと盗める。もっと、もっと、もっと・・・。私達の社会の中で大きなエゴを持っている者たちは、より成功しているように見えるのです。

この世の中で良い人生を手に入れることは、スピリチュアルな美しい人生を自身から奪い、ここ、この世界の中で良い人生を描いて私に嘘をつくのだと、自分自身に言い聞かせないといけません。これは、私を本当の意味で洗脳し、私に影響を及ぼし、私を説得することのできる環境の中でのみ可能なことです。環境の考えが私に強い影響を与えるため、私は自分のエゴイズムの力を超越したくなります。

その後、今まで感じたことのなかった異なるレベルで人生を経験し始めるでしょう。それは一瞬にして起きます。つまり移り変わりがないという意味です。私が絶えず自分自身をできる限り満たしたかったとき、私は自分の中ではなく自分の外側に人生が存在しているとすぐに感じます。それどころか、私は何も吸収することのできないこの“動物”から脱出するときに人生を感じるのです。

この第一歩を踏み出すことにより私は上層の世界をすぐに明らかにします。“上層の世界”とはいったい何でしょうか。現在私が生きている現実を“この世”と呼びます。私が自分自身の外側で感じる現実、私の友達とのつながりの中で感じる現実、人間同士とのつながりの中で感じる現実を“上層の世界”と呼ぶのです。なぜなら、それは動物レベルよりも高尚な人間レベルであるからです。

From Lesson 1, Convention in Spain, 6/3/2011

クリエーターからの欲求

絆が大切 - カバラモーメント 2011.5.13

あなたの隣人を愛せよ - カバラモーメント 2011.4.15

天秤のはかりを「結束」の方に傾ける

質問:カバラの勉強において、いつ何時でも、自分が正常に前進しているのかどうか、そしてその道から逸脱しなかったかどうかをどのようにして分かることが出来るのでしょうか?

答え:私はまるでつりあいの取れた天秤の上に乗っているかのように一瞬一瞬エゴイズムか心の中の核心(心の点)かを選ばなくてはなりません。そして毎回天秤のはかりを「心の核心(心の点)」と結束の方に傾かせなくてはなりません。結束するという行動以外には何もないのです。

我々は勉強、そして様々な行動をしたいと思います。我々はそうすることによって無意識のうちに結束から逃げてしまうのです。私自身もこれを経験しました。私にこれが聞こえ始めるようになるまで、かなりの時間がかかりました。

私は勉強することや資料を整理したり系統化することがとても好きでした。結束に向けて取り組む以外、想像できることは全てやりました。結束が私たちの責務であることを認識しはじめることと、この知覚を掘り下げて考えることに慣れることが早ければ早いほど、早くこの習慣は第の天性になります。

我々は友達の内面世界―結束とクリエーターを目指す強い願望―を感じることを求めるようになるために常に自分自身を訓練する必要があります。私の目標が彼らの内面であるなら、彼らの外見に気付くことがなくなります。

結局のところ、我々は自身の愛する家族の顔を重要視しません。我々は家族の魂と性格と情緒を感じるのです。同様に、私と同じ目標を目指している友人の願望を常に感じるようにしようとする必要があります。私はこの願望とつながりたいのです。

友達の外見や性格のあり方は関係ありません。気にすることはたった一つだけです:友達の強い願望が何であるのかということ。これは男性にとって最も難しいことで、正確にこの部分に男性の作業の本質があるのです。女性はより簡単にそういう知覚に切り替えることができます。なぜなら女性は外面的な様子を男性ほど重要視しないからです。

From Lesson 2, WE! Convention 4/2/2011

愛についてもう一度

質問:友達への愛とは何ですか?

答え:愛とは1つの共通の欲求に於けるユニティーです。カバラは以下の例を挙げます:ビナーがハフェツ・ヘセド(Hafetz Hesed-自分自身のために何も求めないこと)の状態に達する時、ビナーはマルフトに降りて来て一体化し、ビナーの全ての力をもってマルフトの欲求を満たすために、マルフトの欲求を吸収する。

それが愛と呼ばれるものです:誰か他の人の欲求を吸収し、何でもあなたに出来ることでそれを満たすこと。人は1つしかない枕を譲らなくてはならないと記されています。それは私達が到達する必要のある愛の顕示です。

しかし、どうやってそれを達成できるのでしょうか?私達は物質世界の中で一人一人に全ての基本的生活必需品があるようにしなくてはならず、そしてスピリチュアルな世界の中において一人一人が私達の共通の欲求(Kli、器)のなかにある全てのものを受け取ることを確実にしなくてはなりません。

私達全員を1つの欲求として見なし、それを生き生きした状態に保つために全てのことをすることがとても重要です。各自はそれが自分にかかっていて、しかも、この世界のための天秤を罪の皿から慈悲の皿へと傾かせることが自分の手の内にあると感じなくてはなりません。このように私達はマルフトと呼ばれる上層の光、すなわちクリエーターが明かされる場所を作り出します。しかし、その究極的な目的がクリエーターに満足を与える事であると忘れないようにしなくてはなりません。

しかし、クリエーターに対してそれをする事は容易ではありません。私達にはまだ彼の光の確かな感覚がありません。よって私達は最低限、どうやって彼が隠れている場所に、彼を求める欲求の全てが集合した場所に、喜びをもたらすのかということについて考えるべきなのです。「創造物への愛からクリエーターへの愛へ」と記されているように。創造物への愛は、実際は、最も総合的な一体化した欲求です。

私達が復活させたいと望む私達の魂の関係を友達への愛と呼びます。友達とは、スピリチュアルな内なる繋がりに達するために物質レベルで集まった個人たちなのです。私達は既にそれについての全てを知っています。今はそれをただ実行するときなのです。

それについての無数の言葉が語られてきましたが、それらの言葉はその人のいる状態に従って毎回新しく知覚されます。私達はそれらを私達自身の内側へとより深く吸収する必要があるだけなのです。そうするとそれは明確になるでしょう。

この事において根気が必要とされます。それは私が待つことに賛成し、全てのことを後回しにする、明日にするということではありません。今日できる全ての努力をする根気を持って下さい。しかし、もし成功の兆候が見られないなら、それは今にも起きるという自信を持ってください。

From the Daily Kabbalah Lesson 12/10/2010, Baal HaSulam, Letter 13, 1925

光とは何か?

質問:カバリストが語る光とは正確に何ですか?

答え:私達の現実には「光」と呼ばれる力が存在します。この力は隠されていて、それを感じる事は出来ません。しかし、もしあなたがカバラの英知を勉強するなら、あなたはこの光を呼び覚ます事が出来るようになり、それはあなたに作用し始めます。

“カバラの英知を勉強する”という意味は何でしょう?既にクリエーターに到達した人々、すなわち彼との特質の同等性を獲得した人々が存在し、彼らは、彼らが上層の世界の中で上層の力との関係性に於いて発見した存在の様々な状態を説明しました。

当然、彼らの書物を読んでいる間、そこに書かれたことは何も理解できません。なぜなら、あなたが同じ世界の中に居なく、そのことについて何も知らないからです。たとえその文書がこの世界と全く異なるスピリチュアルな世界について伝えていても、あなたはあなた自身の世界の中で想像できることだけを聞きます。

カバリストの文書を読んでいる間、もしあなたが上層の世界に行きたいと、あなたの中にある全てを持ってして願うのなら、あなたは強い欲求を通じて上層の世界から特殊な力を呼び起こします。この力が「光」と見なされているものです。

あなたがそれを呼び起こす事ができる理由は、あなたには上層からのスパーク(火花)があり、それがあなたが生まれた時に植え付けられたからです。その後、上層の世界から光が訪れ、それを照らします。

したがって、もし光を呼び起こし、スパークにそれを作用させたいと望むのなら、カバラの文書を読み、これに専念してください。それ以外には何も必要ありません。あなたには、書物に書かれている事を理解することも、抜け目のない頭脳を有することも、特別に幸運であることも、必要ないのです。必要なのは、あなたが普通の人であり、カバリストが説明する世界が常にあなたのスパークに作用してほしいという願いを持っていることだけです。そうすれば、彼らの語っている事をあなたが急に感じ始めるまで、スパークは徐々に成長するでしょう。

ゾハールの書を勉強している間に、私達に必要な事が、まさにこれなのです。しかし、この光の力が人に訪れるのは、彼が上層の世界の中にありたいと努力する場合だけです。つまり授与のなかに居たいと切望したらの話です。

しかし、どうやって私は授与の中にいるという意味を知るのでしょうか? カバリストは言います:もしあなたがグループのなかでゾハールの書を読み、あなたが、お互いに何の違いもない、1つの生物として、他者と繋がっていると心に描くのなら、また、もしあなたが、あなたを照らす力に対する、1つの願い、1つの意図、1つの強い欲求を持っているのなら、この唯一無二の分割されない力が、あなたの1つに統合された欲求に作用し、あなたは、あなたに作用してあなたを助長している、この上層の力を本当に明らかにするでしょう。これが、創造物に対するクリエーターの啓示と呼ばれるものです。

したがって、光が私達に作用できるよう、私達を是正できるよう、そして私達の内部で現れるように、光を明らかにしたいという私達の欲求の中で、私達が一体となっているという意図を持ち、私達はグループでゾーハルを読んでいるのです。

From the 2nd part of the Daily Kabbalah Lesson 10/8/10, The Zohar