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今日の明快な事実

我々は、1つの明快な事実を理解しなければなりません。それは、現代の世界における我々の成功とは我々の正しい相互連結(相互接続)にかかっているということです。これは、全体的な危機によって我々に示されます。危機は、我々にメッセージを送っています:「あなたは、やることすべてにおいて成功を成し遂げたいと思っていますね? しかしながら、周りを見てみてください:あなたが今日までしたすべてのことが危機に瀕しています。今日この日から、我々が完全にそろった世界的なシステムと一致しない限り、何をしても成功することができないことは、あなたにとって明白であるに違いないでしょう。」

この一致のことを、相互的な保証と呼ぶのです!成功することと、何か良いものを生産することは、あなたが世界的なネットワークに適正に参加することにかかっており、これは相互保証なしでは不可能なことであると分かるようにならなくてはなりません。それができたなら、成功します。それができなければ、ただ時間を無駄にして、今の自分自身の状況をさらに悪化させるだけです。

成功を収めることは難しくありません。誰もが相互保証が何であるかを感じることができ、誰もが暖かくて愛情深い本当の家族を想像することができます。

それでもなお、相互保証を学ばなくてはなりません。最終的にすべての人は、カバラに対する意見を変えなければなりません。カバラはより崇高な知恵であり、自分自身が魂の是正に従事していると理解しなくてはならないのです。我々はカバラに関する恐れを払拭しなければならなく、この知恵が非常に自然的なことであると理解しなければなりません。その中で、我々は人間社会の中に存在する活性力について学びます。この力を知っておかなければ我々は単に存在できなくなります。

誰がこの事実に反論できるのでしょうか?結局のところ、この力を明かさない限り、我々は我々自身を維持することができなくなります。カバラのことを「この世のものとは思えない科学」だと思っている人は少なくありませんが、実際はカバラほど我々にとって身近なものはありません。

From the Daily Kabbalah Lesson 9/2/2011, Rabash’s article

一体化までの長い道のり

受け取った質問:人が一体化の必要性を認識し始めるまで、時々、何年もかかるのは、何故ですか?

私の答え:私達は歴史が始まった時からずっとこの過程の中に生きています。世代から次の世代へといった私達の全ての転生に於ける全ての発達は、私達が一体化(結束、団結、協調、統一、合一、和合)しなくてはならない状態にまで追いやるためにあります。私達の歴史の全体は、共通の魂(私達の霊的な器)の破壊から始まりました。この時以降、これらの破片はお互いにぶつかり合い、お互いを憎しむようになり、それらが誰で何処からきたのか、そして何故存在しているかも分からなくなりました。これらの破片にとって最も重要なことは、絶え間なく争い合うことです。

私達は徐々にそして段々と、私達のエゴイズム及び憎しみが原因で、私達が多くのものを逃しており、それがあまりにも多いので一体化しなくてはならないという完全な理解にまで来なくてはなりません。なぜでしょうか? その理由は、私達の発達過程において、私達が繋がっているということを、徐々に発見するからです。私達に可能なこととは、お互いに殺し合うことか、平和の中で一緒に暮らすことのどちらかしかないのです。

しかし、スピリチュアリティーに対して憧れを感じる人々にとって一つの問題があります。全世界はBeito(することになっている時間)の道に沿って一体化に前進しています。人は絶望的な状態に陥り、論理的に考えてから、世界が協調しなくてはならないことを悟ります。しかし一方では、私達にそれが不可能であることも明らかになります。これは全世界が感じていることです。これに対して、心の中の点が目覚めた人々は、私達が一つにならなくてはならないことと、そうしない限りスピリチュアリティーに到達することができないことを認識し始めますが、一体化の必要性は感じません。つまり、一体化の必要性を明らかにするが、その手段が欠けているためにその方法を知らない人々と、一体化を助ける手段を持っていても、そして、全世界に一体化の必要性が明らかになっても、その必要性を内面で感じない人々がいるということなのです。

これらの二つのグループ、外部と内部の部分、は一緒になって互いを拡大させる必要があることは明らかです。私達は彼らに一体化の方法を与え、彼らはちょうど赤ちゃんが親に自分に必要なものを伝えるように一体化の必要性を私達に与えます。そしてこれは親が赤ちゃんに必要なものを手にすることの手助けになります。

したがって、外部社会は一体化に対する内面的必要性の運搬人であり、私達は一体化の方法の所有者なのです。このようにして私達はお互いを補完します。

From the 1st part of the Daily Kabbalah Lesson 4/28/10, The Zohar


一人で達成できることは何もない

私は自分一人では、存在していません。全魂の単一体と呼ばれるメカニズムに自ら自分自身を注ぎ込んでやっと存在するのです。この理由から私はゾハールの書を通して自分自身を開きたいと思っているのです。なぜならゾハールの書の力が、まだ私に無縁に見える自分の全部分を繋げるために送られてくるからです。

ゾハールの書は厳密にこの為に意図されたものであり、この使い方以外に自分がその一筋の光の下に来ることはできません。この光線はレーザーのようにとても細く、1ミリでも向きを変えればそれを見ることはできません。その光線を影響を受けるには、この光線のなかに正確に居なくてはなりません。

カバリストは私達にこの条件についてつぎのように説明します。もし私達がすべての魂と正しい方法で繋がったなら、私達は私達自身をこの光線のなかに置くことになる。団結が崩壊すれば、すぐにすべての人が崩壊し、全方向に散らばる。この光線の他に私達を団結させれるものはない。

これはスピリチュアルな梯子のすべての階で起きることであり、私達はこの光線に沿ってでしか、それを登ることができません。私達がお互いのことを離してしまえば、すぐにすべてのものは崩壊し、その一筋の光は私達を団結できなくなります。私達の団結を保存できる力はこれにしかないのです。よって、この団結の為に私達はこの光を引き寄せることを願うのです。私達が繋がるにはクリエーターが必要であり、これはこの“改善する光”を引き寄せなくてはならないことを意味します。

どのようにして私達はこの団結を感じることができるのでしょうか? 私達はゾハールを読んでいるあいだにこの団結を要求しなくてはならず、ゾハールはこの団結を私達に与えなくてはなりません。これが、なぜカバリストがこの書物を書いたのかということの理由です。そして私達には次のことを尋ねる権利があります。「私達は望もうが望むまいが、団結することになっています。しかしその団結とはどこにあるのでしょうか? なぜゾハールは私達に効果をおよぼしていないのでしょうか?」と。もし私達の全員がこのことを一緒になって考えたなら、それは大きな関心事になり、私達はひと時も忘れることができなくなるでしょう。そうすればそれは成功します。しかし一人では、私達のだれもがなにも達成することはありません。

自然は万物のバランスを支配しています

受取った質問:あなたは人間の是正について話します。しかし自然界の動植物段階には何が起きているのですか? どのようにしてそれらは創造主との合一に至らさられるのですか?

私の答え:人間のエゴイズムは全ての悪における唯一の原因です。人間と自然との正しい相互関係とは、その人の文化に沿った普通の生活を営むのに必要なものだけを自然から摂取し、それ以上はしないことです。普通の生活に必要な分量を超える余剰は皆のものになります。

このルールは1つの生物を構成している部分間の繋がり方に似ています:心臓、肺、肝臓、腎臓、その他全ての部分が生きるのに必要なエネルギーをもらいます。それにもかかわらず、それらは存続するのに必要な量を超えて消費することはなく、全ての部分が全体に利益があるように働いて機能しています。

人間社会 – 私達が構成している”生物” – の中でも、私達はこれと同じように行動しなくてはなりません。もし一人の人間が必要以上に消費すれば、その人は自分自身とその他の全員に被害を与えることになります。必要なもの以上に消費することをエゴと呼ぶのです。

自然のなかにおける”人間”としての段階がどのように自然との調和を達成できるのか、私達は他の段階 – 無生物、植物、動物 – から学ぶ必要があります。

人には家族、住居、仕事、収入、余暇、年金、保険が必要です。しかし必要なものを超えて余計に取得することは自然とのバランスを崩し、世界を破壊することになります。どうなろうとも、自然が依然として私達にそれとのバランスの達成を強要しつづけることに変わりありません。