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私自身のエゴの鏡のなか

質問:グループの友達が、何のためにエゴが必要なのかと伝えました。私は何のために外側(外の世界)で感じる、つまり路上や街頭で感じるエゴが必要なのですか?

答え:これはすべてあなたの魂の一部です。マルクト、魂、人類、それをどのように呼んでも構いませんが、実のところすべてはあなたです。したがって、残りのすべての人は誰なのでしょうか? 彼らはすべてあなたの一部です。あなただけについての。

これは、それが全ての個人の魂がつながるところの、70億人の多層構造であり、平面ではなく球体になることを意味します。それで、あなたは100%すべてのものが必要なのです。したがって、この世におけるどんな人に対する皮肉な、そして、失礼な態度もあなたのスピリチュアルな前進を著しく遅らせます。

それどころか、あなたは世界の全ての人々、完全にネガティブな人と完全にポジティブな人を、自分自身の切り離すことのできない部分と同じくらい身近に感じる状態に到達しなくてはなりません。彼らは実際は誰でもないのです。あなたにとって、彼らは操り人形であり、彼らはあなたがクリエーターに近づくための正しい背景を与えるためだけに動いています。

質問:私は自分のエゴに耐えることができません。私には選択肢がありません。それは本来備わっている私の一部です。しかし、別の人のエゴをはぐらかすこと、または、追い払うことはできます。

答え:あなたは他の誰かのエゴをどこで目にするのですか? もしあなたがそれをあなたのエゴの中で感じるなら、実際にあなたは何を感じるのでしょうか? それはあなた自身のエゴです。世界は多数の人に分けられているように見えますが、今でさえあなたはあなた自身と話をしているのです。

From the Kharkov Convention “Uniting to Ascend” 8/17/12, Lesson 2

人生はいつもがピクニックという訳ではない

受け取った質問:ワールド・ゾハール・コンベンション(世界ゾハール集会)が終了したばかりです。私達は集会で千人を超える様々な人種と国籍の人を目にし、その多くが歴史上のステレオタイプを保持していました。意外な事でしたが、たったの20~30時間でこれらの違いは消え、繋がりと愛が現れました。この状態を継続する為に、何が私達には欠けているのでしょうか?

私の答え:集会にて人々は、一体化、インスピレーション、目標の重要性を感じました。しかし、集まりから20時間が過ぎた今、そこでのことがほとんど思い出せません。全ては私達の感覚と記憶から消え去ります。なぜ私達はこのように継続し、この状態のままで居られないのでしょうか?

人生に於ける他の全てのものと同じように、この状態も長く続きません。人のインスピレーションと熱狂はピークに達し、そのあとに鎮静化します。絶えず奮い立った状態で居続けることは不可能です。これは光と願望の反比例する関係によるものです:ある時は光が、またある時は願望が大きくなるのです。それらは交互に大きくなり、これを通じて私達はあたかも右と左の線を繋ぐ中間の線に沿って二つの脚で歩くように前進します。

その二つの線は前に押すという目的でしか繋がることがなく、その後、再び動き始めます。私達は最初に右へ動き、そこで目標の重要性、繋がり、そして継続したいという願望を獲得し、行きます。その後、左から“心の重さ”が現れ、こうして取り組むものができ、また中間の線に戻ります。このようにして私達は前進します。

この理由からこの状態が長く続かないのです。そうでないなら、それは自然に反する事になります。常に強い幸福感の状態でいること以上に好ましくないものはないとさえ言えます。人は、常に“雲の上”に居るというのではなく、自分が進歩し、努力し、そして何らかの内面的抵抗を克服することを感じなくてはなりません。

私達の作業とは、何かを与えて受け取り、そして再び与え、そしてまた受け取ることを敏感に感じる事です。私達は抵抗と行動と達成を感じなくてはなりません。この理由からきつい仕事には、そして、私達の努力の結果を見て達成した事を二三日楽しむ、そのような大きな集会で絶頂に達する困難な準備には、多くの喜びがあるのです。しかしながら、この後に、私達は再び苦労、克服、模索、明瞭化、そして是正の状態にもどらなくてはなりません。いつかまた別の美しい結果に至るために。

その理由は、クリエーターと創造物は二つの相反する属性として、お互いの反対側に立っているからです:受け取りたいという願望、そして、授け与えたいという願望。それらの同等性はそのような相互行為の手段でしか達成されません。べつのやり方で進歩することは不可能です。私達は小さな状態(Katnut)またはHafetz Hesedに留まってはいられません:私達は前に進まなければならないのです!

Post Zohar Convention Lesson 5/11/10