人がいなくなると自然が活性化する理由

私のFacebookページ Michael Laitman 02/18/20より(英語)

1986年、チェルノブイリで起きた世界最大の原子力事故。人々はおびただしい量の放射能から逃れるため、大急ぎで家をあとにしました。それから30年後の今日、チェルノブイリから30km圏内の閉鎖地帯には、数十種の生き物が生息しています。そして、その多くは何世紀もの間、その一帯にはいなかった種なのです。

この事例が示しているのは、人間の自然への干渉は放射能よりもはるかに悪いということです。どうしてでしょうか?

カバラの知恵は、人間には自然にはない付加的な側面がある、と述べています。それは、人間のエゴであり、他のものを犠牲にして楽しむという欲求です。

そのため、たとえ気づいていなくても私たちがいる限り、どんな些細な行為であっても自然のシステムの完璧なバランスを妨げます。だから、人がいなくなることで自然が活性化するのです。

では、人間社会において、自然のような調和を得ることは可能なのでしょうか?

もちろん可能です。これは私たちがしなければならないことです。でも、一体どうやって? 自然の内的感覚やその法則を研究し、自然と一体となるよう努め、互いに流れ込むようにしてください。そのような自然との統合に達すれば、実際、すべてはただただ至福であると、わかるようになります。

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