過去を後悔するより悪いことはない

恥と愛は私達の発達の主要な動力です。それらは互いに正反対の同じ力であり、マイナスの無限とプラスの無限に似ています。

もしあなたが自分自身を恥じて過去を後悔するなら、それは不浄な活動、すなわちクリパーです。なぜなら、それはあなたが、クリエーターの他に存在するものはない、という事実に賛同しないことを意味するからです。

クリエーターの他に存在するものはない、とは物事の最終的な結果が「彼」に依存していることを意味するだけではなく、あなたの経験する全ても「彼」が始めから計画していた、ということを意味します。それは、あなたが自分に訪れる全ての状態をどのように通過し、その後どのように後悔するかまでも含みます。

今のあなたは、過去の全てを行ったのは「私」でありクリエーターではないと考えたこと自体を後悔する代わりに、起こったことをただ後悔しています。これは、あなたがクリエーターとの固着状態にないということです。

もしあなたが何か過去を修正したいと望むなら、そのとき、あなたはクリエーターに固着していません。つまり、あなたは「彼」のみが世界を支配していることを受け入れていません。あなたに唯一必要なことは、悪い出来事に対しても良い出来事と同じように感謝することです。そしてあなたが、たとえ一瞬でもこれに対処(感謝)できるようになると、次の瞬間には、あなたはその過去について(自分がクリエーターを除外していたことに)より大きく後悔するようになるでしょう。

私達は最後にはこの恥の属性を調査しなければなりません。私達がこの調査を完了するまで、次の段階へ移行することはありません。人は常に自分自身を責めすぎていますが、これは、その計画、その行為、その行為の結果、そしてあらゆる事柄が、一つの源から来ることを理解することに失敗した結果です。あなたはクリエーターの業(わざ)には同意すべきです。あなたは「彼」があなたに対して行うことの印象を感じるべきです。そうすればこれら全ての経験において、あなたは、利己的な願望の感覚を越えて、「彼」との固着状態に留まることができるでしょう。

From the 1st part of the Daily Kabbalah Lesson 9/11/13, Writings of Baal HaSulam

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