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喜びは正しい道のパラメーター

バール・ハスラム「シャマティ#58」「喜びは善い行為の反映」より:たとえもし人が、間もなくより低い段階に落ちるだろうことを明らかに見たとしても、彼(クリエーター)は依然として人を人が居る場所で判決を下す。その意味とは、もし人が今、天の王国の重荷を永遠に担おうと決心したならば、それは完全であると見なされるということ。

しかしながら、もし人が天の王国の重荷を引き受けて、その状態がその人の中に永遠に留まることを望まないとすれば、この事とこの行為は完全であるとは見なされない。そしてその当然のこととして、その人の上に上層の光が訪れて休息することはできない。

基本的な問いがあります。私達はそれが永遠か永遠でないかどのように判断するのでしょうか? それは人が何を自分のゴールとして又は未来として見るかによります。

世界には多くの組織があります。多くのグループと社会団体があり、それらは皆その構成メンバーから一定の献身とつながりを要求します。好きなだけ例が挙げられます。株式市場からはじめて、サッカーチーム、軍隊、アルコール依存治療グループ等。どの組織も献身とコミットメント(参加・寄与)を要求します。さもなければ組織が組織として結びついていることが不可能だからです。

しかし、スピリチュアルな状態を獲得することも、それとは別ではありません。メンバー相互のつながり無しにゴールを達成することは不可能であり、私達の間のつながりの中においてのみ本当に獲得できるものであることを理解するならば、それは献身を要求するものです。クリエーター(創造主)とは、私達が相互に授与する関係を達成するための努力から構築されるイメージのことです。それでここでいう献身とは、同じ物、同じ仕事、同じ喜びを求める熱望、そしてそのように魂を作り上げる努力のことです。このような理由で、これは自己犠牲とも呼ばれます。

それで私は今や、自分の受け取りたい欲求の中で手に入れた全て、私に元気を与え、存在感を与えてくれる全ての充実、全てのエネルギー、全ての喜び、全ての努力、全ての希望を、グループの集合的貯金箱に与えます。誰もがこれをするとき、私達はその集合的努力によって、その中にクリエーターが顕現するような集合的インフラを構築します。それは「イスラエル、トーラー、クリエーターは一つ」と言われるところのつながりによるものです。

グループに関する私はイスラエルに関する私であり、そして私達はひとつの「イスラエル」として、私達の間つまり私達の全体的授与力の中にクリエーターを見出そうと向きを変えます。全ての物事をひとつの全体の中につなげることによりそれは為されます。そのため集合的努力が要求されます。そして、私達はこの努力が正しいかどうかを私達の喜びのレベルにより測ることができます。正しい道に従いながら喜びを感じないでいることは不可能です。そうでなければ私は自分自身を、共に創りあげようとしているこの全体的でスピリチュアルな器に捧げることなどできないでしょう。

だから喜びは善い行為の主要なパラメーターです。鏡のようなものです。私達は霊的上昇、目覚め、エネルギー、力、喜び、唯一性そして祝福を感じるためには、これに取り組まねばなりません。これらの感覚は、それによって私達の内的行為の速度を想像できる外的なサインです。もし私達の行為が正しければ、それは私達の中に、高揚、楽しさ、希望、結束感などを喚起するのです。

しかし、もし私達がつながりにおいて正しい行為に至らなければ、それに応じて、これら喜びや高揚など全ての感情を欠くことになるでしょう。喜びがあるかどうかチェックすることはとても簡単です。人間は喜ぶと同時に叫んだりわめいたりすることはできません。あなたはあなたの存在全体の中に喜びを感じなければなりません。「全ての私の骨が教えるまでに」と言われているように。

From the 1st part of the Daily Kabbalah Lesson 6/20/13, Shamati #58

ゾハールを理解する鍵

もし私達がゾハールの書を理解したいなら、私達の間の関係をイメージしなければなりません。つまり私達の行為と努力に従って、どのようにつながりの強度が高まったり弱まったりするかということです。
私達を一緒に結びつけるネットワークについて、TES(タルムード・エセル・セフィロート)の中に詳細に記述されています。ケテル、ホフマー、ビナー、ゼイール・アンピンそしてマルフート。またはアティックのパルツフィーム、ケテルであるアリフ・アンピン、アッバとイマそれはホフマーとビナーです。そしてゾーン、それはゼイール・アンピンとマルフートです。

私達はこのネットワークによりつながっています。このネットワークが明らかになればなるほど、私達はより高く昇ります。明らかになることが少なければ少ないほど、私達は下降します。このように私達は(世界を)操作しています。

それで、私達の仕事の全ては、私達がその中に存在している、この10のセフィロートとの可能な限り強いつながりを喚起することです。そのとき、一人一人が自分自身を、これら10セフィロート全てを操作するマルフートとして見るでしょう。それは各セフィロート全てが最終的な形、エイン・ソーフ(無限)世界における形を採るまで続きます。

それで、TESと、特にゾハールの書は、私達に次のことを見させるために書かれました。それは私達が上層システムのマルフートの中にいるということです。その地点から、私達はシステム全体を呼び起こすことを望みます。

私達は一つのネットワークの部分であり、このネットワークに刺激を与えなければなりません。そうすると各自が印象を受けて他者を感じるようになるでしょう。それと同時に、このシステム全体の操作方法を調査し理解することもできるようになるでしょう。

From the 4th part of the Daily Kabbalah Lesson 6/02/13, “The Book of Zohar, Introduction”