壊れている天使たち

最初の人間は授与をするケリム、ガルガルタ・ヴェエイナイム(Galgalta veEynaim)だけをもって創造されました。彼には受け取りたいという願望、アハップ(AHP)がありませんでした。よってまだそれらを必要としていたのです。そして、彼に必要だったのは、単純に受け取りたいという願望ではなく、是正される準備の整った受け取りたいという願望でした。つまり授与のスパークを含んでいる願望です。

ガルガルタ・ヴェエイナイムは人ではないので、是正する必要はありません;それはエデンの庭にいる天使です。必要だったものは、是正の全準備が整った、壊れた魂をもつ人でした。そしてこの理由から破壊が起こったのです。

しかしながら、破壊そのものだけでは不十分でした。なぜなら人は、自分が壊れているとは感じないからです―人はこの様に生まれてくるのです! 人は壊れている理由から、自分自身を測って自分の状態を実感できる光との接触が全くありません。そのとき人には自分が壊れているということを理解する為に、自分自身の中に定義を段々と蓄積する必要があります。そして、彼は自分の二つの成分からそれを行うのです:楽しみたいという願望と、授与のスパークです。それらは両方とも育成される必要があります。

彼はそれに取り組みます。一つをもう一つに照らし合わして確認して、失望する状態に至るまで。そのあとになり、彼は人間に成るための是正を始めることができるのです。

From the 4th part of the Daily Kabbalah Lesson 7/19/20, “Introduction to the Book, Panim Meirot uMasbirot

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