授与に光を見ることを学ぶ

私たちは光を受け入れることのできない物質から創られています。それゆえに、私たちが存在する唯一の方法はBina、クリエーターに入り込むことです。Binaは私たちに働きかけ、“彼女”へと上昇させます。彼女の下の部分(AHP)が私たちへと降りてきて、私たちには不快な暗闇として感じられます。“彼女”は授与と慈悲の光(Hassadim)で私たちを照らしますが、私たちは授与することを望まないため、それを暗闇と感じます。

私たちは、一緒に努力するとき、囲む光の補助により、授与を望ましいと見るための準備をします。徐々につれ、私たちは自分たちの中に、上層の者を認識し始めます。私たちは“彼”がまさしく上層の者であると実感し、私たちは授与の性質を霊性として尊重し始めるのです。それから私たちは自らを取り消し、“彼”と結合する心構えができます。私たちは、母の卵巣の中の精子の一滴のように、自分たちの利己的な願望を失することに同意し、上層の者にくっつきます。

そしたら、上層の者は私たちを引き上げることができます;“彼”と結合の用意が出来ている願望を引き上げることができます。上の何処へ?霊的世界に上、下の場所があるのでしょうか?いいえ、“彼”はここ、私たちの中にて授与の性質を一段と養っていくのです。

これが“彼”が私たちを引き上げるという意味です。なぜなら私たちが授与の性質を上昇と見なすからです。私たちが達成する全てのステップは、お互いの更なる密接な結合と、私たちから構築される、是正してもらうために上層の者に提出できるシステムによるものなのです。この方法で、私たちはBinaへと上昇し、“彼女”に含まれている光はこの世界へと下方へ広がるのです。

従い、上層の者にくっつけることができる願望は、自らを無効にできるだけでなく、授与の性質を実現し、それを吸収して使用することができるのです。もちろん意思は“受け取る”のままですが、その意図が変わるのです。喜びを受け取る意思から創られた私たちの世界もそうです;それも上層からの光輝を徐々に受け取ります-そこに授与の意思が現れるためです。

From the 2nd Part of the Daily Kabbalah Lesson 5/26/10, “The Preface to the Sulam Commentary”

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