光との最初の遭遇

受け取った質問:あなたの初めてのスピリチュアルな体験、初めての上層の光との遭遇を説明してください。この感覚は何に似ていますか?

私の答え:初めての霊的な体験はすべての人に共通します。なぜなら一般的に人々が同じ状態を経験するからです。人が初めて光と遭遇するとき、彼又は彼女は世界全体が、どんな限りもない一つの暖かい力のような愛で満ちていると感じます。それは暖かくて優しい感覚であり、世界全体がそのように知覚されます。人は自分の周囲にいつもの世界を目にしますが、空気がより濃く、より暖かく、より優しくなったと感じます。そっと優しく扱われているといった感覚があるのです。

そういうものが人に来る最初のスピリチュアルな感覚です。一般的に人はそのことを忘れてしまいます。しかしそれにも関わらず、それは人に何らかの証拠と支えを与え、その人の中に新しい知覚の器(Kelim)を構築し、前進を可能にするために起きるのです。

上層から与えられるこの最初のスピリチュアルな体験の後、これと同じ感覚を自主的に達成するのに人は多大の努力をしなくてはなりません。その後、10億倍も強い感覚が次に来ますが、そのときまでにはすっかりそれらを支配し、理解し、これらの感覚を扱えるようになっています。

まさに初めての印象も含め、そこから始まるこれらすべての印象は、発達している心の中の点の内部で人が感じるものです。それは生理的現象又は心理的及び精神的現象の領域の中ではなく、霊的な知覚の器(Kli)の中にあるのです。

From the 8th lesson at the World Zohar Convention 5/9/10


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