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スピリチュアリティーの中では善か悪にしかなれない

受け取った質問: 自分の友だちに害を与えるとはどういう意味ですか?

私の答え:もしその人がカバラのグループの中の友だちであるのなら、あなたがその人と一つになる事について心配していないというだけで、あなたはその人に害を与えます。その理由は、あなたが共通の「船」に穴を開けていることになるからです。その船とは、私達の共通のスピリチュアルな器のことです。したがって、怠惰になって何もしないというだけで既に害を与えているのです。

もし自分が、私達が共有しているスピリチュアルなKliを拡大させようと努力していないのなら、そして、たとえそれがほんの少しだけ怠けているということであっても、自分は他者に害を及ぼします。しかし、私達は、自分が誰も叩いてもいなく、誰も殺してもいなく、誰からも盗んでもいないというのなら、全てが大丈夫であり、それ以外に何をしろというのだと思っています。私達は、完全に「善良な市民」であるという最中にでさえも、害を及ぼすことが可能であるということを理解していません。これではスピリチュアリティーの中ではまったく不十分です。スピリチュアリティーの中で、もし私が全瞬間を費やしながら共通のスピリチュアルな器を如何に構築するのかと心配していないのなら、他者に対する善い態度が、自分に欠けていることになります。私は共通のKliについての心配を忘れたその瞬間に、犯罪者になるのです。

これに中間の状態などはありません。そこには「善」または「悪」しかないのです。これは私達の繋がりの上層体系の法則です。

From the 3rd part of the Daily Kabbalah Lesson 04/27/10, “Matan Torah”