私の内面にあるスピリチュアルな特性:「アブラハム」と「イサク」

「アブラハム」とは、私達が内面で明らかにする最初のスピリチュアルな特性です。それは授与(与えること)の主要的な特質、Hafetz Hesed(慈悲を欲する者)です。アブラハムが「老齢期」に達するとき、つまり、ある決まった段階が彼に完全に明かされる時、前の段階と根本的に正反対の新しい段階が現れます。

このプロセスは、次の段階を達成する前に、アブラハムが絶え間なく自分自身を以前のバビロンと結びついている願望の上に引き上げることです。まず彼は、他の神々を崇拝するバビロンの住民の全ての願望と力から、遠ざかります。彼が自分自身をそれから切り離すとき、彼はその場所又は段階を去ります。そして、新たな段階が現れます。この新たな段階で、そのサイクルは繰り返されます。彼はまたしても、内面の願望を明らかにし、それは彼を去ったばかりの前の段階に引き戻します。

彼が絶え間なく質的に願望を超えて成長している理由から、新たな段階が現れるように見えるのです。願望はアブラハムとは正反対の「左側」でその正体を現します。しかし同時に、それは彼の「息子」です。その意味は、それがアブラハムに源を発している結果であるということです。このようにして左の線、BinaGevura(支配的なこと、圧倒的なこと、峻厳)を示している「イサク」が、左側(Klipot)と結びついている全ての不純な力の源として現れるのです。


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