後ろを振り返るな

受け取った質問:あなたはいつも私達に、ロトの妻がソドムに振り返り、塩の柱になったように、私達は後ろを振り返るべきではないと警告します。これであなたが意味することとは、コングレスや普及活動の後に私達が活気づけられたときに、それについて考えるのではなく、前方、次の段階に向かって奮起するべきだということですか?

私の答え:後ろを振り返らないということは、昔の状態にあることを望まなという意味です。しかし、これは、過去があたかも存在しなかったかのように、それを切り捨てるべきだという意味ではありません。私達は今日のより良い状態に居続けるために、昨日から学ぶべきです。しかし、昨日の状態ではなく今日の状態にいることを望むべきなのです。これが“後ろを振り返るな”ということの意味です。

しかし、これはソドムとは関係のないことです。ソドムとは、人間が既に欠陥状態として明らかになった過去の段階に本当に戻りたいたい時のことです。私達はそれに帰ることはもうできません。もし私が自分の前の状態が不完全で、是正、ゴール、授与への前進に不適切であると決断したのなら、自分に選択肢はありません—私はそれを捨てて前に進まなくてはなりません。

後ろを振り返る人々も存在します—彼らは過去の状態のなかで”小さい”ままで居続けることを望んでいます。これは発達に反しているため、私達がこのように行動することは禁じられています。私達はその代わりに常に将来に向かって移行することを待望しなくてはなりません。このための手段がグループです。もし私がたとえ少しでもグループと適合しようと努力するのなら、クループまたは自分がどんな状態であろうとも、常に自分の将来の状態をそれから獲得するでしょう。したがって私達には、後ろに戻るのでなく前に進む機会がいつもあるのです。

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