我々の是正を通じて世界に影響を及ぼす

受け取った質問:ゾハール集会2010の後に、私は人々を助けたいと思うようになりました。これに関してできることを私が最大限にやっているのか、どうやって自分を確かめることができますか?

私の答え:究極的な援助とは、人が自分の存在している全時間において自分と世界の是正について考えようと試みているときです。

結局のところ、破壊は最初に世界で起き、そのあとに共通の魂のなかで起こりました。そして今や壊れた魂が壊れた世界の中に存在しています。是正(修繕・修復)はカバラの方法によってでしか可能ではありません。それは上層の光を寄せ付け、私達の行動にたいする意図を利己的なものから利他的(愛他的)なものに変化させます。全宇宙を創造した同じ力、同じ光りには、私達に影響を及ぼしてすべてのものを正す必要があるのです。

したがって、完全な救済に到達するまで、私達はカバラの科学の普及活動によってでしか他者を助けることはできません。しかし、世界の是正が依然として必要な間は、世界に是正をもたらそうとする努力が必要です。ゾハール集会の間に私達は私達の相互的合一から大きな力を受け取りました。なぜなら、私達は一緒により良い理解と感覚に到達したからです。

そして今や私達は自分たちと全世界に対する総体的な是正のために、非常に大きな活動を行わなくてはなりません。前進が許されたことはまさにこの目的のためであり、それ以外の理由ではありません。もし私達に私達の是正を通して世界に影響を及ぼすことができなかったとしたら、誰も私達が受け取ったもの―この集会に参加する機会、何かにたいする理解または感覚―を受け取ることはなかったでしょう。

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