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スピリチュアリティーは中間の線である

中間の線はありません、それは自然のなかに存在していません。クリエーターは単に、クリーチャー(創造物・被造物)が自分の力で二つの線の体系を駆使し中間の線を築くことによって魂が造れるよう、全ての条件を用意しただけです。したがって、二つの線から築かれる中間の線とは、完全に新しいものなのです。

私達は明闇や善悪の漸次的移行(グラデーション)がそれら二つの線の感覚を通じて私達のなかに生じることを理解しています。しかし、スピリチュアリティーは右の線でも左の線でもありません。スピリチュアリティーとは、私達が二つの線とそれを満たす光から造りだす中間の線、認知を可能にする臓器(Kli・器)です。それは前には存在していなかったものです。私達は二つの力からそれを造ることに成功します。

神秘的な力か、または進歩を促す触媒か?

受け取った質問:包む光(the Surrounding Light)とは何ですか?それは神秘的な力ですか?

私の答え:包む光とは、私達の間にあるつながりの中に存在している上層の光です。私達はたまたまこのつながりを感じませんそれどころか、分断していると感じています。私達はまるで寝ているか意識を失っているかのように、私達の正された状態を感じていません。私は他者とつながっているのですが、そのことにもう気づいていません。まるで頭に強打をうけて倒れてしまったかのように。

今現在でさえその光は私達のつながりの中に存在しています。失われた他者とのつながりを取り戻したいと思えば思うほど、その光はあなたに強く作用します。つまり、光の強さは自分の願望の強さに比例するのです。

私は依然として光で満たされた体系の中にいます。そしてその中ではすべてのひとがつながり1つの完全体を成しています。しかし私はそのことに気づいていません。そして私はこの体系のなかに戻るための努力をしはじめます。物質世界のなかで私はめまいを感じており今にも倒れそうです。私は自分自身を奮い立たせて頑張ろうとします。同様に私は他者とのつながりの感覚とスピリチュアルワールドの認知を取り戻すために、内面的な努力のすべてを費やします。

是正された状態を達成したいという願望に従って私に影響を及ぼす光は、包む光(the Surrounding Lightと呼ばれています。現在私は無限の世界のMalchutのなかにいて、完全にそれにつながれている状態です。問題は、私が既にいる本当の状態と比べ、私には失われた意識の125個の層または階段があるということです。

自分の意識を取り戻したいという状況にあるときにだけしか、この願望は影響を自分にあたえません。私達は早く大人になりたいと夢見る子供のようであり、まさにこの願望が私達を成長させるのです。