地球の道に沿った前進

世界は均衡に至らなくてはなりません。その後にしかそれは静止するようになりません。長い歴史の間ずっと私達はエゴイズムが増大する理由から発展することを強いられてきました。このエゴイズムの増大が私達に苦痛を与えるほどの不満足を生じさせています。

しかし私達はこの発展の最終段階に突入したことにより、自分達が相互連結と相互依存していることを自覚するまでになりました。私達のさらなる存続は、相互利益的な人類の共存にかかっています。さもなければ私達の人生は憎しみあっている家族のなかで暮らすようなことになります。そうであってもなお最後には良い関係状態を獲得しなくてはなりません。

カバラはお互いに対する関係をどう利己的なものから利他的なものに変えていくのかということを教える特定な目的で使われるように意図されたものです。私達が苦しみや不慮の災害を経験し変わることを強制されることをなく、もっと簡単に時間をかけずに自発的に変化できるように。

だから苦難の道(利己的)と善い道(利他的)があるのです。しかし私達の人生では、ほぼ間違いなく両方の道をたどって前進することになるでしょう。それは地球の道と呼ばれる中間の道です。

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