危機はすべての人を洗ってキレイにする

受け取った質問:カバラの原理の1つに“悪の認識”という内面における作業があります。人間の総体的な“悪の認識”もあるのですか?あなたは以下のように述べました。

 “世界の出来事に影響を与えるための唯一の機会は、すべての人々を感化させる、よりよい環境をつくり続けることだけです。この環境が全員の価値観を肉体的なもの(受け取ること・利己)からスピリテュアルなもの(与えること・利他)に変化させるのです。”

 わたしもそれに同感です。しかし、カバラの適切な原理が制度化されることは絶対にないでしょう。なぜなら、すべての教育、経済、メディア、政府、そしてその他なども、貨幣発行権から作られる巨大な権力で社会のすべてを牛耳っているFRB、IMF、世界銀行、そして国際決済銀行によってコントロールされているからです。

 私の答え:危機はすべての人を浄化します。そして皆は“良い子”になります。なぜなら、私達は喜びを得たいという願望以外のなにものでもないからです。私達は気分が悪くなれば、どんなものや人にでもなります。私達は気分を良くするためなら、道徳や倫理などお構いなしに何でもするのです。これがなぜ私達をコントロールすることがとても簡単なのかということの理由です。

 私達は未曾有の出来事を目撃することになります:突然にすべての人が“良い子”に変わります。人々は生き残るために愛他的になります。そして皆が、他者に対する愛情はより高い価値のあることだと、理解しはじめます。ただ単にそうすることが自分にとって都合が良いからではなく、隣人に対する愛情そのものに価値をみいだします。その価値観は人々に浸透し、何かを受け取るときでさえも他者の利益のためだけに行われるようになります。

 しかし同じ結果に至らせるより簡単で早い道もあります:カバラを勉強して、創造主、上層世界、そして私達のつながりを明らかにすることです。人間を含めた自然における万物は互いに依存し合っていることを私達が理解すれば、私達は今すぐにでも正しい行動をして生きていけるのです。そうすれば危機も消えてなくなります。

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