愛の定義とは?(Quora)

Quoraでの記事「愛の定義とは?」より

カバラの知恵によれば、愛とは他者の欲求を満たそうとする意志です。

他者の欲求を本当に満たすためには、相手を理解する必要があります。習慣や性格、思考、知覚などの同じところを共有すると、相手の欲求を理解し始めます。すると、相手を満足させる方法、つまり愛の表現方法がわかるのです。

こうして、愛は「形態の同等性の法則 」という、現実世界の重要な法則にのっとって感じられます。人はそれぞれ異なる欲求を持っています。共通の理解を築き上げるには、つまりお互いの間の愛へと続く土台を築くには、欲求に対するそれぞれの意図を同じにする必要があります。

それぞれの欲求を超えて、お互いにとっての共通の愛に到達したいと願うならば、お互いを満足させる方法を知ることで、共通の内なるひな形を作りだします。そうすれば、お互いの欲求を自分の中でイメージし、その満たしを得たらどんな感じがするかを知ることができます。

同じ意図を共有していれば、お互いの欲求を満たすことができ、それによって愛を経験することになるのです。

この記事はカバリスト マイケル・ライトマンの生徒によって編集・執筆されました。

個人意識と集団意識、その違いは何か?(Quora)

Quoraの私の記事、「個人意識と集団意識、その違いは何か?」より

カバラの知恵によると、個人意識と集合意識の定義は、現実を知覚する際の生まれもった自然な性質を、新しい知覚方法へと変換するかどうかにかかっています。

自分にとって良いことだけを楽しみたいという、もともとの利己的な知覚方法を超えて、現実の捉え方を変えていく人は、全現実の各部をつなぐ愛と授与という単一の力として、現実を知覚します。

一方、現実の捉え方をエゴの上にあるものに変えない人は、かなり限定された利己的なフィルターを通して現実を知覚します。

このようにして、現実は欲求や欲求の変換具合、欲求の欠如の程度に応じて、私たちの中でモデル化されます。

この2つの知覚の仕方には大きな違いがあります。カバラの知恵が格別な点は、一方から他方へと知覚方法を移行するために、私たちの性質を変える必要性やその際にたどる過程を説明し、そのメソッドを描写しているところにあるのです。

この記事は2019年3月29日に放送されたKabTVの番組、カバリストであるマイケル・ライトマン博士の「カバラとの出会い」から、マイケル・ライトマン博士の生徒が執筆・編集しました。

狡猾な敵アマレク

アマレクは、スピリチュアルなものを追求する人間にとって最悪の敵です。アマレクに打ち負かされると、スピリチュアルなものに対する重要性が欠けたり、ぼんやりしたり、うんざりしたりしてきます。アマレクが、クリエーター(創造主)の性質を発見したい、クリエーターのようになりたいと努力する欲求を奪うのです。そして、私たちは、努力しないほうが良い理由をたくさん見つけ始めます。これがアマレクの力と言われるものです。

アマレクはあからさまな敵としてではなく、たいていは気づかれないように忍び寄り、倦怠感を与え、怠けぐせをつけさせて、スピリチュアル的なものを重要視させなくします。私たちは生きていく中で、目標へと続くとても重要な行動を具体的に行うことなく、種々様々なことをたくさんしているものです。そして、目標以外のすべてのものに満足しています。これがアマレクと呼ばれるものです。

アマレクは私たちを攻撃する憎らしい敵としては姿を現しません。しかし、アマレクを滅ぼさないといけないのは明らかです。

ラバシの記事についてのレッスン( 2011年9月2日)より

歴史が証明する皆が一つになる方法

Quoraの記事「歴史が証明する皆が一つになる方法」より

カバラの知恵は歴史が証明するメソッドであり、約4,000年前の古代バビロンの時代に、違いや争いの上で人々を一つにするためにはじめて用いられました。

カバラの知恵が効果を発揮するには、私たち人間はもともと壊れていて、分裂状態であるという前提があります。そして、私たちがつながるために自ら集まり始めた時、そのためのメソッドなしには積極的につながることはできないと気づきます。

積極的につながることができない理由は、私たちがもともとエゴイスト(利己主義者)であり、本能的に他者よりも自分のためになることを優先させるからです。積極的につながるためには、他者のためになることを優先させる必要があります。

まず第一にカバラの知恵は、他者の意見に反する方向ではなく、分離の力(利己的な性質)と学びによって引き出されるつながりの力を、いわばサンドイッチにする方法を説いたものです。これについては「愛はすべての罪をおおう」と書かれています。つまり、私たちは利己的な性質のために隔てられ、ひたすら互いを批判し、無関心から憎しみまで、さまざまなレベルで拒絶感を抱いていると知っているということ。しかし、私たちはこの生まれもっての拒絶感に目もくれていません。

その代わりとして、カバラの知恵が、エゴの上で一つになるよう全力をそそぐメソッドを差し出しています。違いはすべて残して、その上で互いが積極的につながるため、全精力を傾けます。違いを保ったまま、その上に第二のレベルを構築していくのです。

さらに、カバラの知恵は、人類はすべての人が隔たりを超えて一つになる段階に達するとしています。しかし、今のところ、そのためにこの知恵に引き寄せられている人は、必要十分な数しかいません。その人たちがこのメソッドを自分たちに現実化することで、その調和が人類全体に作用し始めます。言い換えれば、今はその一団が、人々を一つにする方法を自分たちに適用させている時なのです。それは、小さな科学者のグループが人間の生活を向上させる新技術を発見しようと、研究室でいくつもの実験を行うのと同じです。ひとたび新技術が発見されれば、それは特許化されて大々的に流布され、人類は簡単な説明でそれを使えるようになるのです。

この記事は、カバリストのマイケル・ライトマン博士とオーレン・レビ氏によるTVプログラム『New Life』の第1145回「イスラエルという人々の姿」に基づいています。カバリストのマイケル・ライトマン博士の生徒により、執筆・編集されました。

どうやってCovid-19を終息させるのか

Linkedinでの新しい記事「どうやって Covid-19を終息させるのか」より

世界中どこの国も、Covid-19という災いと格闘しています。ドイツでは新たなロックダウン措置が進められ、フランスはすでにロックダウンされています。インドではCovid-19の感染者数が、ブラジルでは死亡者数が記録を更新しています。パンデミックを皆の問題として感じていた時期もありました。しかし、ジョー・バイデン大統領候補が「どこかの感染症は、どこにでもある感染症だ」と発言した後、今では各国がそれぞれにこの菌と戦っています。国連事務総長は、ワクチン投与の不平等を訴えましたが、人口の半分にワクチン接種が行われた国がある一方で、一度もワクチン接種が行われていない国もあります。

現在、各国は自分たちの利益を考え、
これまでしてきたのと同じ利己的な行動をとっています。
その一方で、Covid-19はそのグローバルな性質上、
すべての国がすべての国に影響を与えるため、
ローカルにではなくグローバルに、健康について考え始める必要があります。
また、ワクチン接種については、
経済能力が考慮されるべきではありません。

このようなことを続けていては、パンデミックは終わりません。次々に変異株が出てきて、広がっていくでしょう。この危機を乗り越えたいのであれば、パンデミックは世界的な問題であるという認識に立ち返って対処しなければなりません。世界規模のワクチンバンクを設立し、全人類のために十分な量のワクチンを製造する必要があります。その後、年齢別、国別など、誰が最初に接種すべきかの優先順位を決めなければなりません。なるべく公平であることが求められます。

現在、各国は自分たちの利益を考え、これまでしてきたのと同じ利己的な行動をとっています。その一方で、Covid-19はそのグローバルな性質上、すべての国がすべての国に影響を与えるため、ローカルにではなくグローバルに、健康について考え始める必要があります。また、ワクチン接種については、経済能力が考慮されるべきではありません。

簡単に言えば、自分の家族と同じように、人類に対応しなければならないのです。そうすれば、少なくとも、最も必要とされる場所にワクチンを送ることができ、より早くパンデミックから回復できるでしょう。私たち皆が回復するまで、誰も安全ではないことを心に留めておかなければなりません。疫病はある意味、自然から私たちへの気づかいであり、レッスンです。これまでの私たちは、できの悪い生徒だったのです。

母たる心

母たる心は物質的、スピリチュアル的な全宇宙の中心点にあります。結局のところ、スピリチュアル的にも物質的にも、まさにこの地点から命が生み出されるのです。母たる心より強いものはありません。それは全現実の中の最も敏感で重要な地点です。クリエーター(創造主)は欲求を創造しましたが、欲求とは母たる心の基盤です。

そのため、女性たちがほんのわずかでも調和や統一について考え始めれば、それはすでに人類の命、つまり共通の魂が始まった場所、全宇宙の中心点に触れていることになります。世界が是正されるのは、女性を通してだけなのです。

女性には、命を生み育て、体系化していく、とてつもない力があります。裏を返せば、もし女性がこの是正に加わらないのなら、その人は争いの原因となり、仲たがいや邪悪さのある場となってしまいます。ですから、私は本当に、女性がまとまって、平和や平穏、人類の統一をもたらすことを心から願っています。

[270082]
From the Women’s Lesson 8/29/20, “Bnei Baruch Rule Toward Humanity”

コロナウイルスの感染爆発でイタリアの人々にしてあげられることとは?

私のFacebookページMichael Laitman 3/29/20より

「何週間もこもっている部屋の窓から外を見ると、近所の人が遺体袋に入れられているのを目にしました。コロナウイルスで亡くなったからです」。これはイタリア人の生徒の一人が、今イタリアで起こっていることについて議論した際に口にしたことです。

コロナウイルスのパンデミックは世界中が感じていますが、イタリアでは極めて痛切です。

報告ではコロナウイルスによる致死率が一番高く、イタリア人はずっしりと重い死への恐れで苦しんでいます。

イタリア市民は、社会的距離をとる期間が長期化し、それに耐えることに不確かで不満の募る日々を送っています。

その間、コロナウイルスは広がり続け、迅速に突然変異を起こしました。

ウイルスに感染した人々を治癒させるため、ワクチンを見つけるためにかなり多くの努力がなされています。しかし、当分の間、ウイルスはなくならないように思われます。

そうだとしたら、イタリア人だけでなく、この期間、世界中で家に留まっている人々のために、私たちは何を差し出せるのでしょうか?

私たちがすべきことは、このウイルスの発生と人類全体への拡散の理由について、より深い説明を与えることです。つまり、人類に対する自然の計画と目的、および自然が私たちに期待していることへの理解です。

コロナウイルスには明らかに、私たち人間には悪影響を与え、自然の他の部分には影響を及ぼさない、という一面があります。 これは、パンデミックに至るまで、私たち自身とこの惑星を傷つけるやり方をしてきたという現実から、私たちを目覚めさせるためにコロナウイルスが現れたからです。

言い換えれば、私たちと自然とのアンバランスさが、このパンデミックを自らにもたらしたということ。

私たちは自分たちの生活を、他者を犠牲にして自分の得を探すという、大量消費のランニングマシン上で展開される競争に変えてしまっていました。そうして、製造や宣伝、売り買いのシステムを作り、必要性をはるかに超える数々の品を即座に捨ててきたのです。

私たちは、お互いの頭上に浮かぶドルマークを見るかのように、人と関わってきました。つまり、相手から刈り取れる利益や利点の量をお互いに測り合い、利己的な欲求が成長するにつれて、さらに分離していったのです。

だから、コロナウイルが、しばらくの間、私たちを物理的に引き離すために現れたのです。人や世界とどう関わればいいのか。元の破壊的な世界に戻らないようにするにはどうしたらいいのか。世界がより良く、より本物で公正になるためには何が起こるべきかなのか。それらについて、考える時間と空間を与えています。

最終的には、私たちの関係性を修復するために、このウイルスは現われています。私たちがもっと思いやりを持ち、お互いを支え合うようになるということです。だから、まだワクチンが視野に入らず、科学者や研究者も途方に暮れているのです。

お互いに対する態度を修復するまで、このウイルスによる感染症への治療方法はぐらつきます。どんな治療であってもです。より強力でより脅威的な新しいウイルス、およびコロナウイルスの突然変異といった重みがあるからです。

だから、今の人類の未来を心配している人々は、コロナウイルスの背後にあるより深い説明をメッセージとして広め、私たちがお互いにつながったときの力を認識させようとしているのです。

いかに私たちが相互依存しているか。ポジティブな未来は、どれだけ私たちが相互依存関係を積極的に実現するかにかかっているか。これらを学ぶことによって、自然にあるプラスのつながりの力を私たちの生活の中に目覚めさせていきます。自然は、あらゆる病気を治し、どんな問題も解決する方法を知っています。

私たちの主な問題の1つは、自然が主導権を握っていて、自分たちより賢くすぐれていることを認められないことです。自然の優位性とより優れた知恵を認められれば、そのようなアプローチをすることで、自然とのバランスへ移行する方法や新たな調和を知る方法を学び吸収する準備を整えることになるはずです。

イタリア人はこのメッセージを比較的容易に消化できると思っています。彼らは当然、世界にはより高い力があると感じており、温かく開かれた心を持っています。イタリアの人々の健康と平和、迅速な回復を願っています。

コロナウイルス、その不安をどうやって解消するか(Thrive Global)

Thrive Globalが公開した私の新しい記事「コロナウイルス、その不安をどうやって解消するか」より

他者に対してもっと思いやりと責任を持てば、私たちは自然のようになれます。

自然には、人類を調和のとれた完全なつながりの状態まで上げる、という計画があります。それにどうコロナウイルスを照らし合わせたらいいのか。また、コロナウイルスはどのようにして、他者に対する自己中心的なアプローチにある欠陥を示そうとしているか。コロナウイルスによるこの期間をそれについて学ぶことに当てるなら、 どうすればお互いをより良くつなげられるかと考えるようになります。そして、このパンデミックの間の不安を克服するしっかりとした土台が築けるのです。

コロナウイルスへの不安を克服するには、ウイルス感染はおさまらないのではないか、という不安を直視する必要があります。ウイルスから身を守る方法を学ばなくては、治療法を見つけるのはかなり難しいのでは、という懸念も見ていくべきでしょう。また、パンデミックの解決策を得るまでに、突如もっと有害な新しいウイルスが出てくるかもしれません。私たちの準備が追いつかないまま、同じウイルスが変異する可能性もあります。

こういった不安や懸念に関心を向けることが、どうやってコロナウイルスの不安を克服する力になるのでしょうか? 

それは、そういった不安や懸念を、まったく問題にしない状態にしていくということ。不安から気をそらすのではなく、私たちが不安を超える究極の改善法に注目するなら……。お互いに好意的につながるためにこの期間を使うなら……。自分に利益をもたらす方法を探し続けることから、他者の利益に目を向けることへ視点を変えていくなら……。そうして、つながりの力や愛、授与という自然のプラスの力を目覚めさせます。 自然にはすべてを「殺菌」する力があるからです。

不安を克服する鍵は他者へ貢献する方法を考えること

考えてみてください。自分のことではなく、周りの人を心配することに集中したら、つまり人々を助け、貢献し、皆の気分を高めようとするなら、あなたの内側にある不安を感じるはずの「スペース」はなくなってしまうでしょう。さらに、ウイルスやその他の有害な力から守ってもらえます。そういった害あるものはすべて、自己利益のための利己的な不安にくっついているからです。

要するに、他者に対してもっと思いやりと責任を持つことで、私たちは自然のようになれるということ。したがって、このパンデミックの期間、時間の使い方の最善策は、お互いの態度を正して、自分の内側にある利益のつまみを自己から他者へと回すこと。そうすれば、自然とのバランスが取れ、プラスのつながりが明かされて、私たちの生活に調和や幸福、平和がもたらされます。

私たちにはコントロール不可という大きな問題、自然はそれを知っている

私たちにある大きな問題。それは、自然がどのようにコントロールしているかを理解できないこと。自然にある確立した思考と計画を知らないこと。そして、自然によって計画された私たちの務めがあること、自分たちがその手順に沿って進化している一部であることを分かっていないことです。それどころか、私たちは卓越した知識と知性を持つものであると信じています。

それとは反対に、私たちは物事を完璧に見ることはできません。しかし、もし自然が完全であると考えるなら、つまり自然が私たちを生み出し、成長させ、育てていると考えるなら、自然を自分たちよりすぐれたものとして認めざるを得ません。そうなれば、生物の細胞や臓器の働き方と同様に、あらゆる部分が相互につながり、思いやり、皆に対して責任を持つという、自然にある究極で不可欠な法則を快く守るようになるはずです。

そのような法則を守るようになると、バランスや調和、平和、愛、つながり、幸福といった自然からのプラスの反応が起こります。

私たちが自然の完全性に適合できなければ、個人的なものであれ、社会的、経済的なものであれ、自然からの負のフィードバックをいっそう感じるようになります。それは、ウイルスや気候変動、自然災害から、戦争や外来者恐怖症、暴動までに至ります。さらには不安神経症やうつ病、 ストレスといった症状や薬物乱用、自殺など、多くの悲観的な現象が増加するでしょう。

したがって、私は突入してしまったこのコロナウイルス時代という時を、自分たちの知恵には限りがあり、自然の知恵は計りしれない、ということを理解するよう費やして欲しいと思っています。そして、私たちの態度を自然に近づくように調整し始めることを、賢く進められるよう願っています。

[262212]

ーー2020年3月26日発行

コロナウイルスのパンデミックから何を学ぶのか(Thrive Globl)

Thrive Globalが公開した私の新しい記事「コロナウイルスのパンデミックから何を学ぶのか」より

互いに否定し合う関係を続けることは、もっと多くのウイルスや問題が表面化する条件をセットします。

写真:2020年3月21日、米国オクラホマ州オクラホマシティのファーマーズ・パブリック・マーケットで売り手のCedric McIverが、客につり銭を渡すところ。2020年3月21日撮影。ロイター/Nick Oxford


一部の地方や地域に影響を与えた過去のパンデミック(世界的大流行)とは異なり、コロナウイルスは世界規模で、世界中のあらゆる人に影響を与えています。

今日、人類は共通の不安を共有しています。ウイルスが人為的な国境や社会的地位を顧みず、地球全体に広まっているからです。 さらに専門家は、パンデミックと戦う手段が開発されるまで、少なくとも1年はこの状況が続いていくと予測しています。

パンデミックはいくつかの重大な問いに向き合うよう私たちに警告しています。

・パンデミックを脱して通常の生活に戻るために起こるべきことは?
・政府のガイドラインに従う以外で、このパンデミックの間、私たちに求められていることは?
・そもそもなぜ、これまでにない程の混乱した問題が発生するのか。
・この問題および生活の中で直面している他の多くの問題を、解決する手立ては?

パンデミックは、私たちのグローバルな相互関係と相互依存が果てしなく広がっている様を浮き彫りしています。 それに対し、私たちのつながりは利己的であり、一人ひとりが他者の利益よりも自己の利益を重視して生活しています。

私たちは、全員をつなぐ1本のロープで互いに引っ張り合い、依存しながら生きています。しかし、私たちの間のつながりは引き裂かれ、共倒れになるような状況にいたっていました。 これが、今私たちが、パンデミックの一連の出来事の一部として浮上した、社会的距離を大きくとることになった理由です。

このパンデミックが露呈しようとしているのは、競争的で利己的な思考の枠組み(パラダイム)の深刻さに他なりません。それに従って私たちは生きています。今、私たちは互いに物理的な距離を置いていますが、最も賢いこの時間の使い方は、どうすれば人間のつながりが最高の形として現れてくるかを考案することです。

私たちは互いに調和とバランスの取れたつながりにたどり着く必要があります。それが、自然との調和とバランスを身をもって知る唯一の方法だからです。
マイケル・ライトマン

また、人と人との完璧なつながりを描く一方で、ウイルスが突破できないような、統一されたプラスのつながりを作り出すにはどうしたらいいか、と考える必要があります。

言い換えると、コロナウイルスは、私たちの間のつながりに欠陥があることを伝えるための、自然による手段です。私たち一人ひとりが、他人の利益よりも自己利益を優先しているという欠陥です。

それでは、どうしたらこの欠陥の修復に着手できるのでしょうか?

それは、自然の法則を学ぶことです。自然の愛の性質。皆をもっとまとまった状態へ導く授与の性質。いかにすべての問題が自然とのアンバランスから生じるか。いかに自然とのバランスが私たちの問題を解決するか。それらについて学び始めることで、欠陥を修復できます。また、自然とのバランスとは、自分に対してと同じくらい他人を気遣うことを意味します。

コロナウイルスは人類共通の問題であり、私たち全員が単一で世界的な相互依存システムの一部であることを示しています。そのため、人類は他人を配慮し、相互に責任を持つ必要があるのだと、目覚めることが要求されているのです。

したがって、もっと自然に近づき、より自然とのバランスが取れるように、このパンデミックを経ながら、少なくとも次の2つの点を導き出すことで、人類は良い方向へいくはずです。

1)コロナウイルスのパンデミックは偶然ではない。それは自然が人類を導くプロセスの一部であり、自然が懸命に、そして前向きに、私たち皆を単一のシステムにつなげようとしているのだ。

2)そのシステムには、自然によって私たちが受け取ることを義務づけられている法則がある。それを、エゴという駆動装置の上で積極的につながるという、自発性から喜んで受け取るか。それとも、エゴを土台とするインフラをガタガタにするために浮上した、コロナウイルスのような問題や危機によってしぶしぶ受け取るか。そのどちらかで受け取らなければならない。そうして、私たちは自分たちの生が向かう先を熟考し改め始める。そして、それは私たちが違う方向を探し求め、自分よりも他者の利益をもたらすことに焦点を当てるまで続く。

自然は私たちをポジティブで完全な形のつながりに導いています。積極的につながってその過程を楽しむことに合意するか、積極的なつながりに異議を唱え打撃に耐えるか。いずれにせよ、私たちにこのプロセスから抜け出す手段はありません。

私たちは互いに調和とバランスの取れたつながりにたどり着く必要があります。それが、自然との調和とバランスを身をもって知る唯一の方法だからです。

互いに否定し合う関係を続けることは、もっと多くのウイルスや問題が表面化する条件をセットします。つまり、すべての問題は、私たちの否定的なつながりの上に、肯定的なつながりを築くチャンスがないがしろにされた所に現れます。

したがって、私は私たちが置かれている状況、社会的な距離を置いているこの期間を、自分の内側を見つめるために使うよう願っています。そして、どうしたら完全につながっている自然の形に類似できるのか、最終的にもっとつながった状態にいたれるのかを、私たちが学べますように。
[262167]

パンデミックの最中でスピリチュアルなつながりを取り戻せ(Newsmax)

Newsmaxが掲載した私の新しい記事「パンデミックの最中でスピリチュアルなつながりを取り戻せ」より

私たちはまだ、コロナウイルスというものに慣れていません。どうやってそこから抜け出すのか、どこへ向かっているのかが分かりません。

これが数週間で通り過ぎると思っているのなら、そうはいかないでしょう。私たちは新しい状態の中で、夏に耐え、冬に向かっていきます。

このパンデミックはいつ終わるのでしょうか?

私たちが、人とのつながりを改善させた時、終わりがきます。それを理解するためには、自然がどのように機能しているかついて、より深く意識することが求められます。

コロナウイルスが近寄って来る前は、私欲のために相互に利益を得るという、筋肉増強剤で強化されたような欲求から行動していました。

他者やこの惑星に対する私たちの関心は、自分自身への関心によって影が薄くなっていました。このような自己への関心が、自然や他者を利用して自分に最大の利益をもたらす、というレンズを通すことでしか、自然や他者を見れなくさせていたのです。

したがって、自然は私たちにレッスンを行う必要がありました。そして、それが非常に劇的で巧妙、思いやりがある厳格な方法で行われたのです。

おもちゃを争っている兄弟かのような私たちに、厳格な親のような自然がこう命じました。喧嘩をやめ、別々の部屋に行き、自分たちがどのような無作法をしているか考えなさい。自然が再びあなたたちを自由にした時に、互いにどうふるまうべきかも。

ですから、今、この時を真剣に受け止め、人と人、自然と人との間で、しっかりとした相互依存とつながりの関係を実現するために、必要な時間を使いたいと思います。

コロナウイルスは、私たちの等しさを知るのに役立ちます。金持ちと貧乏人、経営者と労働者、有名人と一般人は区別されません。この打撃に直面して、私たちは皆平等です。

すべての人を平等に見なすのは大変なことです。それは分かっています。なぜなら、私たちは人々をある決まったやり方で分類したりクラス分けしたりするよう育てられたからです。しかし、私たちに選択肢はありません。自然はこのウイルスを通して示しています。皆を平等に考えなさい、そして自然がどのようであるかを、自分たちに当てはめて見るがよいと。

プライベートアイランドや地下シェルターに逃げ込んだ億万長者のエリートでさえ、この先もコロナウイルスから身を守れるわけではありません。ウイルスは多くの場所に出現し、どのようにしてそうなったかについては、まだ分かっていないのです。ウイルスが存在する道理がこれまで私たちが理解してきたものとはまったく異なるため、そういったところに逃げても、感染しやすさは他と変わらないというわけです。

自分を気遣うように世界中の人々を気遣うという、すべての人との平等な関係性。それを作り、自然が送ってきたこの打撃を超えるのが早ければ早いほど、もっともっと互いにつながって、より穏やかで平和な状態で進んでいけるでしょう。
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